東京交通新聞に掲載されました。
2019年04月08日
移動支援実証運行で協定
東京都・多摩地区のタクシー会社、三幸自動車(西東京市、町田栄一郎社長)と大和交通保谷(同、斎藤康典社長)は、2日、西東京市と移動支援実証運行に関する協定を締結した。
2002年から市が走らせているコミュニティバス「はなバス」の補完を目指し、6月からの3ヶ月間、タクシーを使った乗合の実証実験を行う。道が狭くて、コミバスが侵入できない公共交通空白・不便地帯が生じているという。市役所での調印式には、丸山浩一市長、三幸自動車の町田栄一郎社長、大和保谷の井上和久取締役所長らが出席した。丸山市長は「全国的見て事例のない実験。誰もが便利に移動でき、安全・安心な交通まちづくりができるように」と期待を込めた。町田社長は「はなバスが入れない地域の住民の切実な思いに応えたい。セダン型タクシーでの新しい取り組みだ」と意欲を見せた。