交通界に掲載されました(WEB授業のリハーサル)
2020年11月21日
2020年11月16日 東西往来★初のWEB授業でリハーサル
三幸自動車(町田栄一郎社長。西東京市)が地元の武蔵野大学と連携し、車いす乗降体験などを通じて福祉車両やユニバーサルデザイン(UD)なのについて紹介する「青空教室」が今年14回目を迎え、初めてのオンラインによる授業に取り組むことになった。17日の本番に向けて11日に大学関係者とリハーサルを実施(写真)、通信回線状況などをチェックした。
オンライン授業はZOOMを使用、同社と武蔵野大学、それに福祉過程専攻の5つのゼミの合計60人の学生らを対象に行うもので、UDタクシーの紹介映像をはさみ、町田社長が「タクシーだからできる地域密着の高齢者対策」をテーマに講演する。映像では同社が昨年実施した「青空教室」の様子も紹介する。大学は「社会福祉実習」と位置づけている。
武蔵野大学の西東京キャンパスでは社会福祉専攻の学生が学び、ほとんどが社会福祉関係に進むという。カリキュラムには福祉施設などの実習も含まれているが、福祉車両などに実際に触れる機会がほとんどないため、大学関係者の紹介で同社がJPNタクシーや前席が回転し、車いす利用者がそのまま移乗できる福祉車両仕様の「エスクァイア」など実車を持ち込み「福祉タクシーはどのようなものか」実際に体験する取り組みを進めている。学生らに福祉車両に関する意見を述べてもらう機会も設けるという。
~三幸自動車「青空教室」