ままペンシルの職場訪問!(第四話)
大学の授業で活躍「車イスごと乗降口から乗れる」新車両 登場!
2018年11月 「ちょこっとお邪魔します♪」第四話
情報発信チームのままペンシル、
武蔵野大学で「ユニバーサルタクシーを使っての演習」をすると聞いて、おじゃましました。
三幸自動車では、車いすごと乗れる福祉車両は3台走っています。
街中で目にする機会が増えた「ジャパンタクシー(トヨタ)」が、10月に仲間入りしました。福祉車両の1台としても活躍。多摩地区では、まだ、数少ないそうです。
武蔵野大学での講座は、今回で12年目になるとのこと。
「社会福祉学科 社会福祉演習2・3」。
参加するのは、社会福祉士(ソーシャルワーカー)のタマゴ、大学2年生の約30名。
身体に不自由のある方の介助や相談を行う国家資格を目指して勉強中です。
さっそく授業を覗いてみましょう♪
まず講義からスタート。「地域密着の高齢者対策」と題して、地元の会社ならではの「オーダーメイドツアー」や「ユニバーサルタクシー」サービスが紹介されました。高齢者の年代を漫画「サザエさん」に例えた説明も飛び出し、「なるほど~」と頷く姿も。
また、所有する3種の福祉タクシーや利用実績を紹介。「車いすで気軽に外出したい」人が多いことが分かりました。
続いては、
タクシーを使って青空演習!
乗る人、押す人、交互にトライ。
スロープをゆっくり昇り、車内で方向転換、タイヤを固定し完了です。
椅子を動かす初動から、すべての操作に慣れると15分ほどとのこと。
車イスで乗れるタクシーを初体験した学生の皆さん、
「そのまま車に乗って移動できるのは、本当に便利。気軽に外出できそう」
「車内空間は広くて高さもあり、視界も広かった」
「小児用車イスのご家族にも、使ってもらいたい」
「もっと、施設や必要な人に伝えたい!」と興奮していました。
後ろから乗せるタイプ、回転式シートに乗り換えるタイプもそれぞれ体験しました。
回転式シートタイプ
――目線はいつも、座っているお客さんの高さに。
――スロープでは腰をいれて、ゆっくりと。
最後に「困っている人へは『お手伝いしましょうか』の一言で、お願いしやすくなる」と町田代表から、介助・サービスする側のワンポイントも伝授。
将来のソーシャルワーカーの皆さんと、「外出の楽しさをそのまま」支えることができそう!と今後に期待したくなる授業でした。