テイクアウトメニューをタクシーでお届けします!
西東京市に本社を置くタクシー会社「三幸自動車」では、期間限定の特例措置となる「有償貨物運送」の許可を受け、地域の飲食店のテイクアウトメニューの配達を行っています。
ベトナム料理店「チャオエムカフェ」店主のライさんからデリバリー商品を受け取る三幸自動車の町田社長(左)
新型コロナウイルスによる経済打撃に対して実施されるもので、9月30日まで。
同社では、ドライバーの毎日の検温などを条件に、認可を得ています。
こだいらフード応援プロジェクトとも連携
小平市で展開されている「こだいらフード応援プロジェクト」のデリバリーとも連携しています。
さらに同社では、独自に花小金井にあるベトナム料理店「チャオエムカフェ」などのデリバリーも請け負っています。
チャオエムカフェのメニュー(フォー)
同じく「バインミー」
同社の町田栄一郎社長は「地域のお店と市民をつないでいけたら。地域密着のタクシー会社としてお役に立てればと思います」と話しています。





















新型コロナウイルス感染症の拡大で都内に出ていた緊急事態宣言が25日に解除された。3月からこれまでの間、同社は39台の車両の稼働を3分の1から半数に抑えて営業してきた。売上げも激減し、乗務員も交代で半数勤務にしている。町田社長は「私たちも苦しいけれども、地域の飲食店のみなさんも厳しい。何かお手伝いできればと思いました」と料理宅配を始めた切っ掛けを話した。