有償貨物運送 特例措置　　都内タク42件許可

タクシー事業者による料理に配達や買い物代行などの「有償貨物運送」サービスの申請受け付けが各地で一斉に始まり、東京では4月22～30日に日本交通グループ（千代田区　川鍋一郎代表）や大和自動車（江東区　澤田林三郎社長）、三幸自動車（西東京市　町田栄一郎社長）など42社が許可された。日交はステーキ店などとタイアップし、都内第1号として開始した。いずれも有効期間は13日までだが、新型コロナウィルス緊急事態宣言の延長に伴って延びそうだ。(5月8日に、9月30日迄延長されるかとが発表されました)

多摩地区の三幸自動車は24日に許可を取った。地元の料理配達マッチィングサイト「こだいらデリバリー」と組み、メキシコ料理やイタリア料理、焼肉など飲食４店舗の料理を届ける予定。町田社長は「地元密着でやってきた。こういうときだからこそ、困っている店に手を差し伸べたい。景気が良くなったらタクシーを使ってくれるかも」と話す。