無事故・無違反達成は34.1％東タク協　ＳＤコンテスト表彰式

【東京】東タク協は18日、昨年10月から今年3月末までの無事故・無違反を競う19年度セーフティドライブ・コンテスト（警視庁主催）の表彰式を行った。警視庁の川上薫参事官が坂口拓也・交通部長名の感謝状を、東タク協事故防止の秋山利裕副会長から達成記念品が贈られた。秋山氏は「事故防止、安全運転を徹底し、ロードリーダーとして輸送サービスの提供に引き続き活躍を」などと述べた。
表彰式は新型ロナウィルス感染拡大防止策として、上位達成事業者、優秀支部の代表、東タク協から秋山氏、坂本篤史（交通事故防止委員長)、来賓として警視庁の川上参事官、自動車安全運転センターの加藤孝雄（東京都・事務局長）等出席者約20人、全体で40分余りと、短縮型で行われた。1999年にスタート、通算21回目となる。
　19年度は5人1チームとして3514組・1万7570人のタクシー乗務員が参加し、期間中に無事故・無違反を達成したチームは昨年より120組多い1198組、達成率は34.1％、昨年比1.5ポイント増えた。なお、期間中の交通人身事故は死亡0件、重傷事故10件（昨年比4件増）軽傷182件（同7件増）、物損事故は37件（同19件増）
　また、期間中の交通違反は合計4097件で、昨年比82件減。内訳は飲酒運転1件（昨年比1件増）、速度違反226件（同7件減）、信号無視1079件（同75件減）などで、全体的に減少する中で歩行者妨害などが371件と、昨年から129件増えた。このほか、通行禁止887件（同10件減）、駐車違反など236件（同1件増）などとなっている。
　上位達成の表彰事業者および優秀支部は次の通り。＜上位達成事業者＞西武ハイヤー▽八幸自動車▽三幸自動車▽京王自動車多摩…（以下省略）